売掛金などを回収していないという状況があるとき、その事態の解決を図ってくれるファクタリングですが、これには実は結構色々な種類があります。まず基本的には買取型と保証型の二つに大別することが出来て、買取型の方であれば、債権を買い取ってもらうことで売掛金相当のお金を手元に集めたという状態を予定より早めに作ることが叶います。買取型には二社間型と三社間型があり、二社間のタイプは債権者となっている会社とファクタリング会社との間でのみ話が進み、売掛先にはそのことを知られなくて済むけれど、手数料は高めという特徴があります。また三社間のタイプは、二社間の場合に関係する会社に債権者の売掛先の会社を加えた三箇所で話をしていくことになります。

三社間のタイプであれば、情報が売掛先に伝わってしまいますが手数料が少なめです。それから買取型と対比される保証型についてですが、売掛先企業の信用力に不安があるときなどに、その企業の信用度に応じて回収できそうな額を割り出し、その分に対して保証が出来そうな額を、ファクタリング会社がもしもの場合は払ってくれるということになります。保証型は売掛先企業が実際に支払い不能に陥ったとか、倒産するという話になってきたとかいうことが起きた場合に保証のお金を受け取れる仕組みです。そのような不測の事態がなかったとき、ファクタリング会社に支払った手数料はどうなるのかということですが、これはやはりそのまま払って終わりになります。